アンカラの治安は危険なのか

※2019年3月末に私が訪問した感想です。


初日、アンカラのエセンボーア国際空港に着いたのは夜7時ごろ、中心街に着いたのは午後8時を過ぎ、日もすっかり暮れていました。


空港シャトルバスを降り、ホテルまでキャリーバッグをガラガラさせて歩いていたところ、十代くらいの少年と目が合い、彼が私に近づいてきて、私の顔面を殴るそぶりをしました。幸い被害は何もありませんでしたが、大変な衝撃を受けました。


ただ、それを見ていた男子大学生が "English?" と声をかけてくれ、ホテルまで一緒についてきてくれました。


また翌朝、アンカラ城へ行った際、2人の少年と2人の少女がたむろしているのを見ました。


彼らの近くを通った時に、また目が合ってしまい、ちょっと気まずくなってしまった私は、「あそこまでどうやったら行ける?」と英語で聞きました。


彼らはなんとなく理解したようで、ついておいで、てきなことを言っていました。


なのでついて行こうとしたところ、近くの露天商のおばちゃんが"Hey! (親指と人差し指をこすって)NO!" と言ってきて、少年少女たちと口論をし始め、彼らを追い払ってしまいました。


突然のことで理解できなかったのですが、その女性は、私にお金を払わないで!と伝えたかったようです。


その後、近くのアナトリア博物館へ行った際には、ちょうど現地の修学旅行生の学生たちが沢山おり、道を歩けば、ヤポンヤポンと言われ、庭を探索すれば、10人ほどのがきんちょたちに日本人か?と聞かれ、その後ダル絡みをされました。


外務省の海外安全情報によると、アンカラの危険レベルは解除されています。現地政府の努力によってテロなどの脅威を抑えられているとのことです。


たしかに、空港シャトルに乗った際に検問所によったり、テロのターゲットにされそうな人が集まるような所、いわゆるソフトターゲットでは、荷物のX線検査、身体の金属検査をする必要がありました。


このような場所では、安心でき、安全だなと感じました。


多くの現地の方々は親切でしたが、あまり観光都市ではないため、英語が通じないことが多いように感じました。


また、私がティーンエージャーになめられやすい顔なのか、10代のがきんちょたちには嫌な思いをさせられました。


とは言え、命の危機を感じるほどの危険さは感じなかったと強調しておきます。