カッパドキアからイスタンブールまでのフライト

奇岩で有名なカッパドキアには近くに2つの空港があります。


今回は、そのうちの1つネヴシェヒル空港からイスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港までのフライトのレポートです。


このフライトはターキッシュエラインズ(トルコ航空)のホームページより購入したのですが、最初なぜかクレジットカード決済ができず。。。


他のカードを使っても決済ができませんでした。


というわけでググって見ると、トルコ国内のフライトは国内に住所を有するものと、一部の国の住人しか買えないようで。


住所の欄を、日本の実家にしていたのですが、現在住んでいるスウェーデンの住所に変えてみると無事買えました。


実際に空港に着くとびっくりするくらい小さめ


他のトルコの空港と同じく、建物の中に入るために、まず手荷物検査、身体検査をします。


そしてカウンターで搭乗手続きをします。


オンラインチェックインはして、QRコードもスマートフォンにダウンロードしておきましたが、パスポートだけ確認され、チケットも発行してくれました。


制限区域内へは、アナウンスがあった後、入ることができました。


制限区域に入るのにもまた、荷物と身体の検査が必要です。


ようやく機内への乗り込みが開始され、飛行機まで歩いていきます。



そしてびっくりTurkish Airlinesだと思っていたのに、機体にはANADOLU JET。


ターキッシュエアラインズ傘下の地域航空会社だそうです。


私としては、ターキッシュエアラインズに乗ってみたかったので、少しショック。


ちなみにこの空港は1日に数本の運行しかないので、この写真を撮ったときに他の飛行機は一切いませんでした。



これが機内から撮影した空港建物の写真です。ここで搭乗手続きなどをするわけで、かなり小さいのがわかると思います。


機内では、サンドウィッチと飲み物サービスとがありました。

アンカラからカッパドキアまでバス移動

飛行機でもいいかなっと思ったのですが、バス移動も楽しそうだなと思い決めました。


他の方々のブログを参考に、アスティのバスターミナルまで地下鉄を使おうと思ったのですが、ホテルから最寄り駅まで約1キロ。


普段なら歩きますが、スーツケースがあったので、知り合ったトルコ人に相談してタクシーを使いました。


街中でタクシーを使うとぼったくられると聞いたので、ホテルの方に電話をしてもらいました。


ウルスのホテルからアスティまで30リラ。


ネットで調べてた相場よりちょっと高い印象。


ホテルで値段を先に言われてたので、ホテルもグルかなーと 笑


ちなみに地下鉄を使えばこの10分の1ほどだそうです。


ただホテルからバスターミナルの入り口まで送ってもらったので、大変楽でした。


ソフトターゲットになりやすいところだから、金属探知機をくぐって入場するのですが、係の人もおらず、ただピーピー鳴ってました。


バスの車内から。右がバスターミナルの建物。


朝早かったため、それほど混雑しておらず、まだテロの標的になる確率は低いかなと感じました。(時間的に)


ブログを参考に50番のカウンターで60リラで購入。


午前8時過ぎに着いて、9時発のチケットが取れました。


パスポートの提示が必要で、チケットにも印字されてました。


クレジットカードは使えませんでした。


十分くらい前にバスが来ていざ乗り込みました。


自由席だと思って一番後ろに座ったのですが、座席は事前に決められていたようでした。


チケットに書かれていることに気づきませんでした。。。


私の席は最前列で景色がよく見えて、結果オーライでした。


出発の前に、本(コーランのようなものでした)やイヤホンを売りにお兄さんたちが入ってきました。


いきなり本を渡されたので、受け取ってしまいましたが、前のテーブルに放置しといたら、帰り際にしっかり回収してくれました。


押し売り感はないので安心です。


結局バスは6分遅れで出発。


バス内では2度、コーヒーかお茶、そして1度マフィンが提供されました。


車内の様子


トイレ休憩はありませんでした。


そのまま4時間ほどでネブシェヒルのバスターミナルに到着。


乗務員さんにギョレメまではどう行けばいいか聞くと、タクシーでと。


でも、チケットを買うときに、ミニバスがあると聞いたので、バスについて聞くと、あっちだと指をさされました。


そっちにあるバス群でギョレメ行きますかと聞いていったところ、おじいさんたちが、またあるバスを指差していたので、そのバスへ。


そのバスの運転手さんに聞くと、なんか伝わらず。


乗客のお兄さんにうん、大丈夫だ。とりあえず乗れ、と言われたので、とりあえず乗ることに。


でもよくよく聞くと、そのバス、私の行きたいところに行かないことが判明。


そのお兄さんは、謝ってくれて、バス代も払ってくれ、ギョレメ行きのバスが来る停留所まで案内してくれ、バスが来るまで、私と待ってくれました。


バスが来てお兄さんとお別れ。


バスは割りと沢山の人が乗っており、私は後ろの入り口の階段を陣取ることに。


このバスの料金は3.5リラでした。


他の乗客が降りるところが自分のホテルも近かったので、自分も降りることに。


乗務員さんに、自分のスーツケースを取り出してもらうように頼んだのですが、英語が通じなく、私の荷物を乗せ、去っていくバス。


久しぶりに、叫んで走りました。笑


そしたら、止まってくれて、無事荷物も回収。


観光地は英語が通じるトルコ人は少なからずいる印象ですが、しゃべれない人もそれなりにいます。


この日あった人々の英語力の印象
アスティのチケット売り場の人、アンカラからのバスの添乗員さんは、それなりにしゃべれる印象。
ギョレメまでのバスを聞いた、おじいさんたちは、指さされただけだったのでわかりませんが、今考えると、理解してもらえてなかったのではないかと。
ギョレメ行きのバス停まで連れてってくれたお兄さんは、翻訳機を時々使ってはいたものの、普通に会話できました。
バスの中で値段を聞いた少年は、「このバスの運賃はいくらですか?」の質問は理解してくれたものの、英語での数字がでてこなかったようです。


日本だと、ほぼ誰でもone,two,three,fourと数字くらいなら言えると思うのですが、トルコでは英語で数字が言えることはあまり重要ではないのかなーと。(あくまでも私の主観ですが)
アンカラ市内の屋台でケバブを買うときも、値段を聞いたときに、明らかに指の数と言っている英語が異なっており、混乱しました。
外国人観光客を相手に日々商売してる方は慣れていますが、ローカルな方はそうではないようです。
事前に軽くトルコ語勉強しておけばなーとちょっと後悔。

アンカラの治安は危険なのか

※2019年3月末に私が訪問した感想です。


初日、アンカラのエセンボーア国際空港に着いたのは夜7時ごろ、中心街に着いたのは午後8時を過ぎ、日もすっかり暮れていました。


空港シャトルバスを降り、ホテルまでキャリーバッグをガラガラさせて歩いていたところ、十代くらいの少年と目が合い、彼が私に近づいてきて、私の顔面を殴るそぶりをしました。幸い被害は何もありませんでしたが、大変な衝撃を受けました。


ただ、それを見ていた男子大学生が "English?" と声をかけてくれ、ホテルまで一緒についてきてくれました。


また翌朝、アンカラ城へ行った際、2人の少年と2人の少女がたむろしているのを見ました。


彼らの近くを通った時に、また目が合ってしまい、ちょっと気まずくなってしまった私は、「あそこまでどうやったら行ける?」と英語で聞きました。


彼らはなんとなく理解したようで、ついておいで、てきなことを言っていました。


なのでついて行こうとしたところ、近くの露天商のおばちゃんが"Hey! (親指と人差し指をこすって)NO!" と言ってきて、少年少女たちと口論をし始め、彼らを追い払ってしまいました。


突然のことで理解できなかったのですが、その女性は、私にお金を払わないで!と伝えたかったようです。


その後、近くのアナトリア博物館へ行った際には、ちょうど現地の修学旅行生の学生たちが沢山おり、道を歩けば、ヤポンヤポンと言われ、庭を探索すれば、10人ほどのがきんちょたちに日本人か?と聞かれ、その後ダル絡みをされました。


外務省の海外安全情報によると、アンカラの危険レベルは解除されています。現地政府の努力によってテロなどの脅威を抑えられているとのことです。


たしかに、空港シャトルに乗った際に検問所によったり、テロのターゲットにされそうな人が集まるような所、いわゆるソフトターゲットでは、荷物のX線検査、身体の金属検査をする必要がありました。


このような場所では、安心でき、安全だなと感じました。


多くの現地の方々は親切でしたが、あまり観光都市ではないため、英語が通じないことが多いように感じました。


また、私がティーンエージャーになめられやすい顔なのか、10代のがきんちょたちには嫌な思いをさせられました。


とは言え、命の危機を感じるほどの危険さは感じなかったと強調しておきます。